世の中に”法的にグレー”なものはいろいろありますが、何やら微妙な表現であります。
偽装請負というと、どうも最近は派遣業を連想してしまいますが、これは派遣業に限らずに、様々な業種でこれまでニュースになっています。(子会社等を含めると、キャノン、松下、トヨタ、日野自動車、国土交通省など)
請負とは、労働の結果としての仕事の完成を目的とするものをいいます。(民法第632条)
なお、請負労働者には、労働法が適用されません。
なぜ「偽装請負」が存在するのかというと、請負契約を装うことで企業が雇用責任を免れ、結果的に人件費が削減されることになるからです。
記事を見ると、一見関係が複雑に見えるのですが、下記の図が本来の請負。
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請負労働者への指揮命令は、本来は請負会社の社員が指揮命令をするべきなのですが、請負会社と請負契約を結んでいる注文主(NTT)が指揮命令している状態になっていたようです。
NTT社員の面接で採用され、賃金もNTTからもらっていた状態で契約を解除された労働者は、実質的にはNTTとの労働契約が成立していたとして、NTTとの直接雇用を主張しているわけです。
| 【記事】 「NTTで偽装請負」元従業員、直接雇用求め提訴 京都 NTTの研究所で違法な偽装請負の状態で働かされ、一方的に契約を打ち切られたとして、京都府に住む20代の元業務請負会社員が14日、NTTと子会社を相手取り、NTTへの直接雇用や慰謝料500万円などを求める訴えを京都地裁に起こした。 訴状によると、元社員は06年10月、兵庫県西宮市の業務請負会社に就職。翌月、NTT子会社などを通してNTTと請負契約を結び、京都府精華町のNTTコミュニケーション科学基礎研究所で、NTT社員らの指示を受けて翻訳ソフト開発の仕事をしていた。NTTは今年2月、「法的にグレー」との理由で契約打ち切りを通知。元社員は直接雇用を求めたが、3月末に契約が打ち切られた。 元社員は「NTT社員の面接で採用され、賃金も請負会社などを通じてNTTから支払われた」とし、暗黙の合意でNTTと労働契約が成立していたと主張している。 (2008年05月15日 asahi.com) |





