2011年06月13日

【ユッケ食中毒】「解雇予告手当支払わない」 焼き肉チェーン運営会社に是正勧告へ


 世間を騒がせた焼き肉チェーン店「焼肉酒家えびす」の集団食中毒事件は、運営会社「フーズ・フォーラス」(金沢市)が6月末までに会社を解散し、清算手続きに入る方向となり、全従業員を解雇することになってしまいました。

 しかし「解雇予告手当を支払わない」とのこと。

 解雇予告手当ばかりか、6月分の給与も支払わないとのこと。

 金沢労働基準監督署は労働基準法違反に当たるとして、同社に是正勧告する方針とのことです。

 ご存じの通り、労働基準法第20条では解雇の予告について規定されています。

第20条(解雇の予告)
 使用者は、労働者を解雇しようとする場合においては、少くとも30日前にその予告をしなければならない。30日前に予告をしない使用者は、30日分以上の平均賃金を支払わなければならない。但し、天災事変その他やむを得ない事由のために事業の継続が不可能となつた場合又は労働者の責に帰すべき事由に基いて解雇する場合においては、この限りでな
い。
2 前項の予告の日数は、1日について平均賃金を支払つた場合においては、その日数を短縮することができる。
3 前条第2項の規定は、第1項但書の場合にこれを準用する。


 社長の逆ギレ会見とその後の土下座会見がTVで放映され、世間に知られているニュースではあります。

 事業が急拡大し、売上至上主義で自転車操業の会社は、こういうことが起こりますが、これでは責任も何もなく、”何でもあり”なら経営なんて誰でも出来てしまいます。

 こういう会社で働いていた従業員も、大変だと思います。

 未払賃金の立替払制度というのはありますが、お金がないというより、誠意がない、払う気がない、と捉えられてもおかしくはないでしょう。

【記事】

 【ユッケ食中毒】「解雇予告手当支払わない」 焼き肉チェーン運営会社に是正勧告へ

 焼き肉チェーン店「焼肉酒家えびす」の集団食中毒事件で、運営会社フーズ・フォーラス(金沢市)が解雇を告げた全従業員に「解雇予告手当」を支払わない意向を示していたことが11日、分かった。金沢労働基準監督署は労働基準法違反に当たるとして、同社に是正勧告する方針。

 労基法は解雇予告手当について「30日前に解雇の予告をしない使用者は、30日以上の平均賃金を支払わなければならない」と定める。

 同社関係者によると、勘坂康弘社長らは8日夜、約60人の全従業員に解雇を告げ「お金がないから解雇予告手当と6月1〜8日の給与を支払えない」などと説明した。60人分の解雇予告手当は計約2千万円、8日間の給与は計約500万円に上る。

   (2011.6.11 フジサンケイビジネスアイ)


posted by 千葉は千葉でも@幕張本郷 at 13:00| ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。