2011年06月05日

山形労働局で職員3人が7年間セクハラ


 山形労働局のハローワークに勤務する30〜40代の男性職員3人が、1998〜2005年の7年間、同僚の非常勤の女性職員に対し、体を触るなどのセクハラ行為を繰り返していたとして、同労働局は、退職した1人を除く2人を懲戒処分する方針を固めたというニュースです。

 労働局職員が、複数人数で長期間1人の女性をセクハラしていたというのもびっくりしますが、労働局といえば、男女雇用機会均等法に基づき、セクハラ防止を指導したり、セクハラの相談窓口を設けて個別の紛争解決に取り組んだりする立場の役所であり、これは非常に残念なニュースです。

 しかも、女性は心的外傷後ストレス障害(PTSD)を発症し、現在も精神科に通院しているというから、ひどいセクハラです。

 今後、このようなことのないよう、再発防止していただきたいですが、過去にも労働局の職員やハローワークの職員がセクハラで処分されたケースはあります。


ひらめきハローワークのセクハラ相談員がセクハラ(2010年4月2日)

ひらめき労働局幹部、女性職員にセクハラで処分 (2009年4月10日)


 この山形労働局のセクハラでは、2007年に厚生労働省に公務災害補償を申請したものの、4年近くを経て先月、却下されたとのこと。

 しかし民間では、セクハラ、パワハラで労災になるケースが全くないわけではありません。

 厚生労働省でも、今年の2月に”精神障害の労災認定の基準に関する専門検討会 第1回「セクシュアルハラスメント事案に係る分科会」”が開催されており、今後、セクハラで労災、公務災害となるケースは増えていくのではないでしょうか。

【記事】

 山形労働局で職員3人が7年間セクハラ

 山形労働局によりますと、セクハラ行為を行っていたのは3人の男性職員で、非常勤の女性職員1人に対し、1998年から2005年までの7年間、密室で胸を触ったり口づけを迫るなどの性的な嫌がらせを続けていたということです。

 この問題をめぐり、1人の男性職員は退職し、被害を受けた女性職員も精神疾患などで退職しています。山形労働局では、残る2人の男性職員を処分する予定だということです。山形労働局はセクハラ防止を呼びかける業務も行っています。

   (6月5日 TBS系 JNNニュース)

【記事】

 セクハラ:労働局で 30〜40代の男性3人 /山形

 山形労働局(角元利彦局長)のハローワークに勤務する30〜40代の男性職員3人が、98年4月から05年2月にかけて、同僚の非常勤の女性職員に対し、体を触るなどのセクハラ行為を繰り返していたとして、週明けにも既に依願退職した1人を除く職員2人を懲戒処分にすることが4日、労働局への取材で分かった。

 女性が起こした損害賠償請求訴訟で、3人はセクハラ行為を認めて女性に謝罪した上で、慰謝料の支払いを決めたため、09年に和解が成立した。労働局職員がセクハラを認めたのは山形労働局では初という。

 労働局によると、男性職員3人は、職場内や出張先、懇親会場などで、セクハラ行為を繰り返していたという。女性は心的外傷後ストレス障害(PTSD)を発症し、現在も精神科に通院しているという。

 労働局は05年1月ごろに女性からの申し出を受け、事実関係の調査を進めていた。労働局総務課の増子剛課長は「職員のセクハラ行為はあってはならないことで誠に遺憾。被害者の女性にも既に謝罪しているが、改めて深くおわびしたい」と述べた。

 労働局は、男女雇用機会均等法により、事業主にセクハラ防止や対策を呼び掛けている他、相談窓口を設けるなどしてセクハラ対策に取り組んでいる。

   (6月5日 毎日新聞)


posted by 千葉は千葉でも@幕張本郷 at 00:00| ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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