2011年06月04日

新社会人、サービス残業「我慢」73%


 日本人的といえば日本人的という結果なのでしょうか。

 タイトルを見たときには一瞬、複雑な気持ちにもなりますが、しかし新入社員がいきなり労基法を盾に「サービス残業はやりません」「割増賃金は25%増し…」とか言われても、なかなか組織、あるいは社会に溶け込むことは難しいでしょうし、「仕事もできないくせに…」となるのかもしれません。

 確かにこの不景気の中、経験不足の人間を「雇ってもらえるだけマシ」というのも事実です。

 不景気だから企業が残業代を支払わないのではなく、バブルの時だって、無償残業なんていくらでもありました。むしろ好景気の時のほうが、仕事がたくさんある分労働時間が長くなり、残業も多くなるものです。
 

 新入社員の間は、会社は社員に投資しています。(現在は社員教育もきちんとしていない会社も多いですが)

 一方で、労働基準法も大事です。

 当ブログでも何度も記事にしていますが、現実的には、未払い残業代のトラブル、長時間労働のトラブルは多くなっています。

 新社会人のうちは、サービス残業に対して我慢する気持ちもありましょうが、労使ともに、過度な長時間労働で健康を害することのないように時間管理、健康管理をしてほしいと思います。

 職場においては人間関係が大切なことは言うまでもないですし、仕事はやりがい、喜び、目標、成果、あるいはお客様から喜ばれたり感謝されたときの喜び…etcといった、お金には替えられない大事なものがたくさんあると思います。

【記事】

 新社会人、サービス残業「我慢」73%

 「サービス残業は許せないが、しぶしぶ我慢」−。日本司法支援センター(法テラス)が新社会人を対象に実施した意識調査で、新生活への不安や職場での法的トラブルなどを我慢する傾向があることが分かった。

 調査は3月、新社会人500人を対象に実施した。それによると、「新しい職場に不安があるか」との質問では、81・4%が「ある」と回答。半数以上が「上司とうまくコミュニケーションを取れるか」「同僚とうまくやっていけるかどうか」など人間関係への不安を挙げた。「サービス残業を強いられたらどうするか」の問いでは、73・2%が「許せないが、しぶしぶ我慢する」と答え、「新米のうちは逆らえない」「会社に雇ってもらえるだけマシ」など、経験不足や不景気を背景にした理由が多かった。

 また、法的トラブルに関するクイズ(10問)を出題したところ、平均正答率は71%。最も低かったのは、「髪の毛をほんの少し茶色に染めたら、会社から服務規律違反だから改めるよう指示された。従わなくてはならないか?」(14・6%)だった(正答は「従わなくても良い」)。

   (2011.6.2 産経新聞)


posted by 千葉は千葉でも@幕張本郷 at 14:39| ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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