2011年05月26日

職場のいじめ相談件数、過去最高 10年度、3万9千件


 厚生労働省によると、「個別労働紛争解決制度」への2010年度の相談件数は、前年度比0.2%減の24万6907件となり、解雇に関する相談が減ったものの、いじめや嫌がらせの相談件数は過去最高になったとのことです。

ひらめき平成22年度個別労働紛争解決制度施行状況(厚生労働省)

 
 リストラや退職勧奨絡みでのいじめ、嫌がらせにより、労働者を退職に追い込むもうとしているのでしょうから、解雇の相談が減ったというのは、今の時勢からは信じられませんが、いじめや嫌がらせの相談件数は過去最高になったったとのこと。

 もちろんリストラを理由としたもの以外にも、いじめや嫌がらせはあるでしょうが、中には本当にこれがいい大人のすることか?というものもあります。

 パワハラも含め、被害を受けている人は、不安な気持ちと大きなストレスを抱え、どうしていいかわからない状態だと思います。

 正社員、派遣、パートと雇用形態が多様化し、労働者の横のつながりが希薄になり、コミュニケーションが取りづらくなくなっている中で、厳しい経済環境や雇用悪化、そして成果をすぐに求められ、いじめる側もノルマや競争で過敏になり、はけ口を弱い立場の人に求めているというのもあるのでしょう。

 いじめや嫌がらせが横行する職場では、職場の雰囲気も悪くなり、人間関係もギスギスしてきます。社内のモチベーションが低下し、生産性も低下し、優秀な人材が流出したりするため、会社としては良いことはなく、損失が大きくなります。

 いじめや嫌がらせは、単に当事者同士の問題でなく、職場全体、会社経営全体として考えていかなければなりません。

【記事】

 職場のいじめ相談件数、過去最高 10年度、3万9千件

 各都道府県の労働局が従業員と会社の民事上のトラブル解決に乗り出す「個別労働紛争解決制度」への2010年度の相談件数は、前年度比0.2%減の24万6907件となった。厚生労働省が25日まとめた。景気の持ち直しで解雇に関する相談が減ったが、いじめや嫌がらせの相談件数は過去最高になった。

 同制度では、深刻な相談には労働局が会社などに助言や指導をしたり、あっせん案を出したりする。相談内容で最も多かったのは「解雇」の6万118件で、前年度比では13.0%減。うち整理解雇は37.0%減の8320件だった。

 一方、「いじめ・嫌がらせ」は10.2%増の3万9405件で、10年前に制度が始まってから増え続けている。同省は「東日本大震災の影響で、今後は解雇に関する相談が再び増えるだろう」とみている。

   (2011年5月26日 asahi.com)


posted by 千葉は千葉でも@幕張本郷 at 00:00| ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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