2009年07月06日

「心の病」の専門家を育成 臨床心理カウンセリング総合研究所


 成果主義の導入、人員削減、仕事の負担の増加、職場のコミュニケーション不足等で、働く人のストレスが強くなっています。

 従業員の健康管理は重要ですが、健康にはメンタルヘルスも含まれます。

 会社がメンタルヘルスについて相談する場合、これまでは外部の専門家に相談をしているケースが多かったのですが、職場の中で専門知識を持った社員を育成しようという動きは今後進むかもしれません。

 特に、業務上の指揮命令を行う管理監督者にとっては、職場で心の病の予防や早期発見ができるようにするための知識というのは今後ますます必要になってくると思います。

 会社も従業員に対して安全配慮義務を負っていますし、従業員の心身の健康を損なうことのないように注意しなければなりません。

【記事】

 「心の病」の専門家を育成 臨床心理カウンセリング総合研究所

 臨床心理カウンセリング総合研究所(東京・千代田)は企業の人事担当者向けに「心の病」について適切な対応が取れるアドバイザーを育成する。ストレスや精神疾患の発症メカニズムについて学び、職場で心の病の予防や早期発見ができるようにする。外部専門機関の相談窓口や産業医を活用する企業が増えているが、職場で専門知識を持った社員を育成する動きが進むと判断した。

 同研究所は人事労務コンサルタント会社のトランジション(同、中田幸子社長)や臨床心理学の専門家がこのほど設立。8月に講座を開設し、企業の社員がストレス診断や精神疾患の一般的な治療法について学ぶ。受講後に試験し、アドバイザーに認定する。

   (7月6日 日本経済新聞)

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2009年07月05日

FPの継続教育研修in東金


 7月4日は12時から16時まで、東金でFPの継続教育研修と懇親会があり、参加してきました。


 研修のテーマは「ねんきん定期便の見方」「実務から見た保険証書の見方、見直し方」というテーマです。


 これまで、FP協会千葉支部主催のセミナー等には参加したことがありませんでした。


 社労士会と違って、FPの場合、あまり支部という単位での活動というのはこれまで意識しづらかった面があります。(支部会費とかもありませんし。ただし東京や大阪などの都市はセミナーも多いですし、千葉と違っていろいろな地域から参加されることが多いので、支部単位の活動は活発なのだろうと思います。)


 これまでも何度か支部主催の継続教育研修や懇親会などはあったと思いますが、聞いたところによると、今回は初の試みで女性スタッフが企画運営し、セミナー後に少人数の懇親会を行ったとのことです。


 これはなかなか良い企画ではないかと感じました。


 懇親会は1時間という短い時間でしたが、実際に新たに社労士の先生と名刺交換させていただいたり、2年前にSG(スタディグループ)でお会いした方と久々にお会いできたので、良かったと思います。


 同業者であっても、社労士やFPは業務の範囲は広いですし、得意分野もそれぞれ違うので、いろいろな方と交流できるのは良いことです。こうしたアフターは重要だと感じます。


 単位取得目的(FP協会のFPは決められた単位を取得しないと更新できない)で研修のみ参加というのも、それは個人の事情や考え方があるので仕方がありません。


 実際に懇親会に参加しないで帰る方も多いですし、おそらく懇親会に申し込んでいたけれども参加者が少なかったので、雰囲気を見て帰ったのではないかと思われる方もいたのですが、私自身は今回は参加して良かったと思います。


 社労士+FPをダブルで資格保有している方も多いと思いますが、実際には年金などでは関連があるものの、顧客対象も違いますし、関連があるようでなかったり…、しかし士業は周辺知識も必要ですので関連が全くないこともありません。

 
 ねんきん特別便やねんきん定期便の見方なんていうのも、実際には届いた時に説明は書かれていますし、わかりやすく説明しようという社会保険庁の努力は見受けられるものの、年金の仕組み自体が複雑なので、実際には放置している方も多いのだと思います。


 社労士は年金のプロとも言われますが、実際には労働関係のウエイトが高いという先生のほうが多いでしょうし、「ねんきん定期便の見方」というテーマも結構マニアックな内容で、急に聞かれたらわからないこともあるのでしょうが、年金相談をする際にはかなり重要なのではないかと思っています。


 東金という場所で行われたのも、後に千葉で予定が入っていただけに遠く感じましたが、今にして思えば良い環境で集中できたのではないかと思います。

posted by 千葉は千葉でも@幕張本郷 at 11:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月04日

今日はFPの継続教育研修+懇親会と異業種交流会


 7月4日は12時から16時まで東金でFPの継続教育セミナーと懇親会があります。


 研修のテーマは「ねんきん定期便の見方」と「実務から見た保険証書の見方、見直し方」というテーマです。


 その後は、17時から幕張本郷のメイプルイン幕張さんで第1回千葉異業種交流会があります。


 FPの研修を申し込んだので、日程的にはキツいかとも思いましたが、第1回で幕張本郷で行われる会には出ないわけにはいきませんので、直前に申し込みました。


 主催者の方のお一人からブログにコメントをいただいてこの会の存在を知ったのですが、さらに主催者の一人であるこちらの方 とは別の千葉の交流会でお会いしました。


 世の中本当に狭いものです。


 スケジュール的にはそれなりにハードですが、移動中は道路が混雑していないことを祈ります。

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2009年07月03日

労使トラブルのご相談+労働保険の新規適用


 労使のトラブルのご相談をスポットで会社の社長さんから受けました。


 内容はここでは言えませんが、労働者が労働基準法に詳しかったり、就業規則を調べたり、「労働基準監督署に訴えるぞ!」と言ったりするケースは結構あります。


 社長さんが労働法など知らずに、感情で厳しいことを言って、労使の溝が深まっていくことがあります。


 労働基準監督署に聞いても、法律に基づいた上でしか教えてくれませんし、経営者として誰に聞いてよいのかわからないというケースもあるのでしょう。


 泥沼にはまる前に、事前にトラブルを防止することは大切なのですが、法律うんぬんよりも、普段のコミュニケーションのあり方次第…という面もなきにしもあらずです。


 今回は最初匿名でお電話をいただきましたが、実際にお会いしてご相談を受けました。



 別件ですが、労働保険の新規適用を久々に行いました。


 千葉労働基準監督署が昨年の11月に移転したのですが、既に何度も行っていますし、他の社労士さんからも言われたことがありますが、やはり不便を感じました。


 新規適用には会社の登記簿謄本が必要ですが、今回は事前に郵送等で謄本を準備していなかったので、法務局→監督署→職安というルート。


 以前は千葉の法務局と監督署は同じ建物にあったのですが、移転したため移動が生じます。監督署は裁判所や労働局が入っている建物に移転したのですが、千葉市中心部は車、信号待ちが多く、道路も狭く、駐車場も狭い、入り口で名前を記入して名札をしないと入れないなど、以前に比べて面倒が増えました。しかも労働保険の年度更新の時期と重なっているので、駐車場に入るのに待つケースもあります。


 また、千葉のハローワークに入るのは、監督署の移転前まではそのまま数分で行けたのですが、移転後は監督署方面から来ると右折ができないため、いったん千葉港側に戻らないといけません。ここも駐車場待ちがよくあります。(労働保険の新適は、監督署で労働保険番号を取らないといけないので、先にハローワークに行くということはできません。)


 移動で結構時間を費やしますが、まだ社会保険の算定もありますので、とりあえずは来週あたりまでは忙しくなりそうです。

posted by 千葉は千葉でも@幕張本郷 at 14:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月02日

松戸市消防局で激しいしごき、新人消防士の半数退職


 この松戸消防局のパワハラ、しごきの件は、当ブログでも過去に3度記事にしていますが、千葉県松戸市消防局は1日、幹部ら11人を減給などの処分にしたと発表しました。

 訓練の責任者だった当時の企画管理室長ら幹部ら3人を減給1か月(10分の1)、指導にあたった職員ら4人を戒告の懲戒処分とし、他の職員4人を訓告や厳重注意としています。


松戸市消防局パワハラ訴訟:市側、争う姿勢−−地裁支部弁論 /千葉 (2009年5月24日)
「焼き入れました」「代わりはいくらでもいる」しごき・いじめで退職した元消防士が市を提訴 (2009年4月22日)
松戸市消防士研修でパワハラ? (2009年4月10日)


【記事】

 松戸市消防局で激しいしごき、新人消防士の半数退職

 新規採用の訓練中の新人消防士に1万回の腕立て伏せなどのしごきをしたとして、千葉県松戸市消防局は1日、幹部ら11人を減給などの処分にしたと発表した。

 訓練に参加した消防士10人のうち5人が相次いで退職する事態となった。

 4人は4月、「しごきやいじめで退職を余儀なくされた」と松戸市に計1210万円の損害賠償を求める訴えを起こしている。

 松戸市消防局によると、訓練は2005年度に採用された消防士10人に06年3月から約2か月間、市消防訓練センターで行われた。指導職員が、「訓練中にヘルメットを外した」と新人にコンクリート上で約1時間正座させたり、「代わりはいくらでもいる」「ぶっ殺してやる」などの暴言を吐いたりした。

 さらに、訓練中に「ここを辞めろ」と強要された新人は、休日に呼び出され、腕立て伏せ1万回を命じられた。800回以上続け、力尽きたという。

 辞めた新人から2月に訓練指導記録の証拠保全の申し立てがあったことから、内部調査していた。

 この結果、訓練の責任者だった当時の企画管理室長ら幹部ら3人を減給1か月(10分の1)、指導にあたった職員ら4人を戒告の懲戒処分とした。また、他の職員4人を訓告や厳重注意とした。

 松戸市消防局の佐久間峰男局長は「パワーハラスメントやいじめがあったと受け止められても仕方がない。市民の信頼を損なったことは遺憾。心からおわびする」と陳謝した。

   (7月1日 読売新聞)

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2009年07月01日

7月1日


 7月になりました。  


 今年もあっという間に半分終わってしまいました。


 まだまだ雨の日も多く、蒸し暑い日が続いています。  


 労働保険の年度更新、社会保険の算定基礎届、賞与支払届など事務手続きが多くなっています。


 雇用関係の数値も悪化しており、6月30日に厚生労働省が発表した5月の有効求人倍率(季節調整値)は、前月を0.02ポイント下回る0.44倍で、1963年1月の調査開始以来の最低を更新したとのことです。また、総務省が同日発表した労働力調査によると、5月の完全失業率(同)は5.2%と前月比0.2ポイント悪化しており、過去最悪の5.5%が目前に近づいています。


 厳しい経営環境も続き、労使トラブルも増えております。職場の労務管理には十分にご注意ください。

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2009年06月30日

「自殺原因はパワハラ」 佐川急便社員の遺族が労災申請へ


 パワーハラスメントの事件ですが、従業員約200人のうち、130人が会社に連名で原因究明を求める嘆願書を提出しており、115人がパワハラの実態を証言する文書を遺族に寄せているということ。これだけ多くの従業員が注目しているわけで、もはや会社全体の問題といえるでしょう。

 パワハラの加害者である課長代理は、他の従業員からもいじめられたと証言されているようですし、これだけ多くの従業員が嘆願書を提出しているということは、会社が見て見ぬふりをしていた実態というのは周知の事実であったと想像できます。

 もちろんパワハラについては、業務上の指導や命令との線引きが難しいのですが、上司の威圧感によって大勢の前で暴言を吐いたり陰湿な嫌がらせをされれば仕事が手に付かなくなることは当然ですし、記事を見た印象では本当にひどいパワハラのようです。

 自殺した男性係長は運送業のドライバーで、長時間労働や休日労働も常態化していたようです。

 ここ最近はパワハラにより精神疾患を発症するケースは増加していますし、自殺による労災認定の例もあります。労働時間管理も含めて会社の責任は大きいといえるでしょう。

【記事】

 「自殺原因はパワハラ」佐川急便社員の遺族が労災申請へ

 佐川急便新潟店(新潟市)の男性係長(42)が自殺したのは上司によるパワーハラスメントが原因だったとして、遺族が週内にも新潟労働基準監督署に労災認定を申請することが分かった。同店の従業員約200人のうち、130人が会社に連名で原因究明を求める嘆願書を提出しており、115人がパワハラの実態を証言する文書を遺族に寄せているという。遺族側は労災認定を受けた上で、上司と会社を相手に損害賠償請求も検討するとしている。

 妻によると、男性係長は平成9年7月に入社。新潟店で配送ドライバーとして働き、19年9月に係長に昇任した。朝6時前に出社し夜は10時半に帰宅、休日も3、4時間働く激務が続いた。今年3月の人事異動で別の男性係長が課長代理に昇格してからパワハラが始まったという。

 同僚が遺族に出した証言書によると、課の朝礼で係長は課長代理から「数字を上げられないお前は係長でも何でもねえ」「仕事をしていなんだから給料を返せ」などと部下の前で罵倒され続けた。構内放送で名前を呼び捨てにされ、出席簿から名前が消された。25人の部下を管理する係長業務に加えて配送の仕事もさせられ、4月には「お前なんかいらないから行ってこい」と1週間の新人研修に2度も参加させられた。

 男性は妻に「最近、みんなの前で怒られるんだ」「うつ(鬱病)っぽいかもしれない」と漏らしていた。5月16、17日は久しぶりの連休で自宅で休養したが、翌18日午前4時、仕事で東京に出張していた妻の携帯電話に「仕事をこんな形でしか解決できなかった。今までありがとう。本当に幸せだった」とメールを送信。同日早朝、新潟市東区のスーパー跡地で飛び降り自殺した。

 自殺原因について課長代理は職場で「多額の借金があった」「夫婦仲が悪かった」などと事実と異なる説明をしたという。

 妻は「夫は佐川急便の仕事に誇りを持ち、係長になるのを2人で目標にしていた。パワハラを続けた本人が一番憎いが、見て見ぬふりをした店長をはじめ会社にも責任がある」と誠意ある対応を求めている。

 産経新聞の取材に応じた社員の1人は「私も以前、この上司から1年半にわたり、いじめられた。私は死ぬ勇気がなかっただけ。職場は見て見ぬふりの体質で係長を助けられなかった」と話した。

 佐川急便広報部は「現在、顧問弁護士が関係者のヒアリングをしており、パワハラがあったかどうかまで調査できていない。ご家族の気持ちを第一に考え、慎重に話し合いをしていきたい」としている。

   (6月29日 産経新聞)

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昭和シェル石油の男女差別を認定、賠償命令…東京地裁判決


 記事の内容だけでは詳細はわかりませんが、実態はともかく男女雇用機会均等法が施行されてそれなりの期間が経過している中で、裁判の判決で会社に約5000万円もの賠償命令が下されたわけですから、差別の程度が相当なものだったのでしょうか。

 もちろん性別を理由とした差別は不当なものではありますが、実際には職場において100%男女平等なんていうことはありえませんし、職務遂行能力はどうであったか等々、男女間の差別を立証することはかなり困難であったと思われます。

 男女雇用機会均等法の制定当初は、募集・採用、配置・昇進については努力義務とすることにとどまっていましたが、平成9年(1997年)の法改正(平成11年=1999年4月1日施行)により、募集・採用、配置・昇進、教育訓練、福利厚生、定年・退職・解雇において、女性労働者を男性労働者と差別的に取り扱うことが禁止されています。

 それにしてもこの事件においては、5億5000万円の賠償を求め、慰謝料など計約5000万円の支払いを命じられたとのことであり、金額の大きさについての見方は人それぞれでありますが、それでも原告側は控訴するとのこと。すでに2人は退職、1人は死亡しているとのことであり、かなりの長期間の間、我慢を強いられていたことが記事から想像できます。

 職場においては、部分的に均等法が守られていないところもありますし、昔の差別の影響が残っていたり、そうした雰囲気の職場であれば、昔からの悪い流れはしっかり断ち切らなければ大きなリスクにもなり得ることになるでしょう。

【記事】

 <昭和シェル石油>男女差別を認定、賠償命令…東京地裁判決

 「昭和シェル石油」(東京都港区)の女性社員12人(2人退職、1人死亡)が「女性であることを理由に給与差別を受けた」として、男性社員と同格の地位確認と給与差額など約5億5000万円の賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は29日、計4945万円の支払いを命じた。渡辺弘裁判長は「違法な男女差別があったと言わざるを得ない」と判断した。

 女性社員らは66〜74年、前身のシェル石油に入社。判決は「少なくとも93年の時点で、男女同一の労働条件による雇用契約が結ばれていたのに、違法な男女別の昇格管理があった」と認めた。

 さらに、00年に新人事制度が導入されたが、現在も旧制度の差別の影響が継続していると指摘し、1人当たり200万〜600万円の慰謝料などの支払いを命じた。給与差額については「算定が困難」として認めなかった。

 原告の柚木康子さん(61)は判決後の記者会見で「今働いている女性への差別も認めた点で評価できるが、給与差額の是正につながらず残念」と控訴する意向を明らかにした。

 ▽昭和シェル石油広報部の話 判決の詳細を確認した上で、必要な対応を取っていきたい。

   (6月29日 毎日新聞)

【記事】

 昭和シェルが人事で男女差別 5千万円支払い命令

 男女差別により賃金など人事制度で不当な扱いを受けたとして、「昭和シェル石油」(東京都港区)の女性社員ら12人が、同社に賃金の差額など計約5億5000万円の損害賠償などを求めた訴訟の判決が29日、東京地裁であった。渡辺弘裁判長は「人事制度で違法な男女差別があった」として請求の一部を認め、同社に慰謝料など計約5000万円の支払いを命じた。

 渡辺裁判長は「能力主義の新人事制度が始まった平成12年以降も、男女間で昇格の早さに差があった旧制度時代の影響が残っていた」と述べ、慰謝料の請求を認めた。判決によると、12人は昭和41年から49年に同社に入社し、うち2人は提訴後に定年退職、別の1人はすでに死去した。

   (6月29日 産経新聞)

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2009年06月29日

労災死傷者3年連続増 サービス業で増加顕著 千葉労働局まとめ


 7月1日からは「全国安全週間」がスタートします。

   
     全国安全週間2009-01.jpg  全国安全週間2009-02.jpg


 千葉労働局の調査によると、千葉県内の労働災害発生状況は、死亡者は対前年で減ったものの、労働災害死傷者数(休業4日以上)は、前年比で3年連続の増加となったとのことです。

 業種別では、建設業、製造業、運輸貨物取扱業の死傷者数が多く、全体の半分を占めていますが、ここにきてサービス業、特に医療保健業、飲食業、旅館業が増えているようです。

 仕事中に車などで外出する際の交通事故には注意が必要です。

 また記事には、”過密労働の有無との因果関係は不明”とされていますが、疲労による集中力の低下などにより、安全に対する意識が希薄になることも考えられます。

 一人一人が確認作業などをしっかりと意識しなければなりません。

 安全で快適な職場環境の改善が求められていますし、通勤災害も含め、労働災害が起こらないように注意しなければなりません。

【記事】

 労災死傷者3年連続増 サービス業で増加顕著 県労働局まとめ

 1日にスタートする「全国安全週間」を前に、千葉労働局は2008年の県内労働災害発生状況をまとめた。労働災害死傷者数(休業4日以上)は、前年比6・5%(340人)増の5596人で、3年連続増となった。このうち死亡者は全国ワースト5位の56人、前年に比べ2人減少したものの依然として50人を超えており、安全で快適な職場環境の改善が求められている。

 業種別の死傷者数は、建設業がトップで1217人。以下、製造業946人、運輸貨物取扱業881人と続き、上位3業種で全体の半数以上を占めた。ただ3業種とも対前年比では微増または減少傾向を見せている。

 一方、サービス関係の業種は増加率が目立ち、中でも医療保健業が55・8%、飲食業が40・3%、旅館業が21・2%の増。医療保健業では施設内で起きた事故に加え近年、従業員が訪問介護などで外出する機会が増えており、移動中に交通事故に遭うケースが多く報告されている。

 同局によると、過密労働の有無との因果関係は不明だが、サービス関係の業種では、死に至るような重傷事故は少ないものの、転倒などに伴う比較的軽微なけがが増えているという。

 同局では「これまでは建設業や製造業など労働災害が多い業種に対して重点的に安全指導してきたが、最近ではサービス関係業の事業所にも積極的に出向き、転倒などしないよう履き物の改善や通路面の確保などを指導し、災害防止への認識を深めてもらっている」と話している。

 労働災害の未然防止に向け、7月1日には「第82回全国安全週間」が始まる(7日まで)。今年は「定着させよう『安全文化』つみ取ろう職場の危険」がスローガンに掲げられた。

   (2009年06月29日 千葉日報)

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2009年06月28日

社内カンパニー制度


 会社によって、制度に多少の違いはありますが、「社内カンパニー制」という制度があります。

 企業内の事業部門を独立採算方式で一つの会社のように位置づけて運営し、権限と責任を与えることをいい、その仕組みを「社内カンパニー制度」あるいは「社内分社制度」といいます。

 近年急速に変貌を遂げるネットワーク社会において、効率経営を追求し事業部門を再編すること、企画立案と業務執行を分けて効率と責任の明確化を図ること、顧客ニーズにスピーディーに対応することなどが目的とされています。
 
 従来からあった事業部制を発展・移行したものといえますが、事業部制では一般的にはバランスシート(BS)を持たずに損益計算だけを行いますが、カンパニー制ではBSを持ち、BSに由来する成果指標を重視することで事業の位置づけを明確にでき、他事業部門との比較が可能になり、事業部門に独立性が生まれることにもなります。

 カンパニー制は、事業部制の問題を克服することが意図されています。

【記事】

 日立がカンパニー制 中核4事業権限大きく、グループ再編に備え

 日立製作所は2009年度中にも社内カンパニー制を導入する。電力、情報通信など中核と位置づける4事業本部をより権限の大きいカンパニーとする。日立は本体の事業部門や主要子会社を対象に、重複分野の整理などを進める方針。カンパニーにした事業部門を子会社とほぼ並列に扱い、グループ再編を進める狙いがある。

 社内カンパニーは「電力」「情報・通信」、鉄道車両などの「電機」、エレベーターなど「都市開発システム」の4事業部門。各事業本部のトップをカンパニーの「社長」として、投資権限などを大幅に委譲する。

   (6月21日 NIKKEI NET)
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